生駒市議会 2011-09-13
平成23年第5回定例会 都市建設委員会 本文 開催日:2011年09月13日
現在、
地籍調査の成果として
地籍図、
地籍簿を
法務局の方に送付しまして、審査をしていただいているところでございます。審査が完了し、登記が完了しますと、
地籍図は
不動産登記法第14条第1項の地図として備え付けられることになります。本市におきましては、その
完了日現在のデータに基づく
地籍図を
地籍集成図として保管するものでございます。以上でございます。
8
◯中谷尚敬委員長 成田委員。
9
◯成田智樹委員 今の
地籍集成図、
地籍図というのは公図みたいなものですか、今現状で言うところの。
10
◯中谷尚敬委員長 上西課長。
11
◯上西幹裕管理課長 そのとおりでございます。
12
◯中谷尚敬委員長 成田委員。
13
◯成田智樹委員 ということは、今まで
法務局で閲覧しておりました公図というものがありましたけれども、公図というのに代わって
地籍集成図というのが出来るんですか。両方残るということですか。
14
◯中谷尚敬委員長 上西課長。
15
◯上西幹裕管理課長 今の公図と言われるのは
法務局が発行するもので、
地籍集成図というのは市が発行するということになりますので、内容的なものは一緒ですけども、それの発行するところが違うと。ただ、公的に使うのに、やはり公図でないとあかんということはあるかなと思いますけども、ただ、手を加えると、市の方にある公図は当然変わりますので、
法務局でないといけませんけども、それまで、今の登記の
完了時点では一緒ということになりますね。以上です。
16
◯中谷尚敬委員長 成田委員。
17
◯成田智樹委員 分かりました。
生駒市の方で
地籍集成図についても発行するということで
手数料を設定するというご説明がございましたけど、いつから発行していただけるんでしょうか。
18
◯中谷尚敬委員長 上西課長。
19
◯上西幹裕管理課長 今申しましたように、審査の方が、今現在、入れておるところでございますが、一部、訂正を言われているところでございます。それが終わって、10月初旬から中旬ぐらいを予定しているところでございます。以上です。
20
◯中谷尚敬委員長 他に。
有村委員。
21
◯有村京子委員 地籍集成図とか
地積測量図とか、500円につきましては他市を参考にされたということで、別に何も意見はないんですけれども、
地籍調査の
進捗状況が、今どこまで進んでいるのか、教えていただきたいんですけれども。
22
◯中谷尚敬委員長 上西課長。
23
◯上西幹裕管理課長 東新町の一部、今これ、条例を上げさせてもろうてる部分と、現在、山崎町が閲覧を始めたところでございます。20日間で、今現在、閲覧中でございます。そして、今年度は
東旭ヶ丘、それの
説明会の方が8月26、27日で終わりましたので、9月26日ぐらいから12月中旬ぐらいまでが立会い時期と。その後、来年の初め頃から測量というような手順で進めていきたいと思っております。
24
◯中谷尚敬委員長 有村委員。
25
◯有村京子委員 生駒市内の中で特に
地籍調査が急がれる地域とか、調査が困難な地域というのはどういうところがありますか。
26
◯中谷尚敬委員長 松本部長。
27
◯松本安嘉建設部長 地籍調査につきましては、基本的には生駒市全域を予定しておるんですが、ただ、今、私どもの方の方針といたしましては、
駅周辺から進めていきたいなと。というのは、40年代の
住宅開発が各所で行われて、そのときに非常に地籍が混乱しているというような状況と。それから、今般、予想されています大震災、
東南海・
南海地震、これらの対応の際に、やはり復旧を早めるためにはこういった
市街化の密集しているところをまず復旧しなければいけないと。それに際しては、個々の
地権者の
皆さん方の位置を把握するというのがまず第一かなと、かように思っていますので、まず、この
市街化周辺から進めております。
28
◯中谷尚敬委員長 有村委員。
29
◯有村京子委員 地籍調査が行われた際に、境界が確認できずに、
筆界未定地域というのはそのまま、未定のままのケースというのは結構あるんでしょうか。
30
◯中谷尚敬委員長 松本部長。
31
◯松本安嘉建設部長 基本的には立会いをしていただいて、ご同意いただけなかった部分というのは
筆界未定地という形になるんですが、それの場合、もし売買をされるとか、あるいは土地を分割されるというときには、基本的にはご自身で測量していただいてやっていただくという形になります。
32
◯中谷尚敬委員長 他に。吉村副
委員長。
33
◯吉村善明副
委員長 座標値だけの交付ということもあり得るんですか。普通は、何か
地積測量図に座標も載っているのかと思うんですが。
34
◯中谷尚敬委員長 上西課長。
35
◯上西幹裕管理課長 おっしゃるように、
地積測量図には
座標値が載っておりますので、それの交付というのはまず少ないと思います。今、条例にうたってあるのは基準点の
座標値のことを一応考えておりますので。以上です。
36
◯中谷尚敬委員長 吉村副
委員長。
37
◯吉村善明副
委員長 それでしたら、例えば土地に、5点までは500円というふうになっているわけなんですけども、6カ所あるとなれば、1,000円になってくるんでしょうか。
38
◯中谷尚敬委員長 上西課長。
39
◯上西幹裕管理課長 そのとおりです。
40
◯中谷尚敬委員長 他にございませんか。
桑原委員。
41
◯桑原義隆委員 先ほど確定率が92ぐらいというふうにお聞きしたんですが、していないという理由は何でしょうか。
42
◯中谷尚敬委員長 上西課長。
43
◯上西幹裕管理課長 一応、
地権者が立会いに来られなかったとか、あるいは
民民間で境界が決められなかったとか、あるいは
所有者が分からない、そのようなのが主な理由かと思います。以上です。
44
◯中谷尚敬委員長 桑原委員。
45
◯桑原義隆委員 そうすると、それを確定していこうと思ったら、来ない人に来てもらわなあかんとか、捜さなあかんということになっていくんですけど、実際には100%まで行くということを考えてられるんですね、当然。
46
◯中谷尚敬委員長 上西課長。
47
◯上西幹裕管理課長 できる限り調査もさせていただいておるところでございますが、
境界関係で、
民民間のことで市の方から境界はここやということを決めることもできないわけでございますので、そういうところに関して100%というのは難しいのかなと思っておりますが。
48
◯桑原義隆委員 是非、また頑張っていただきたいと思います。よろしくお願いします。以上です。
49
◯中谷尚敬委員長 他に。吉村副
委員長。
50
◯吉村善明副
委員長 地籍調査によって登記が新たになるということですけども、登記される面積も当然、ほんなら、場所によっては大きさが変わってくるということもあり得るわけですか。
51
◯中谷尚敬委員長 上西課長。
52
◯上西幹裕管理課長 当然、面積の方は変わってきます。
53
◯中谷尚敬委員長 吉村副
委員長。
54
◯吉村善明副
委員長 となると、
固定資産税とか
都市計画税とかがかかってくるわけなんですが、それも、税金も変わってくるということになりますか。
55
◯中谷尚敬委員長 上西課長。
56
◯上西幹裕管理課長 それは、
地方税法ですか、生駒市
税条例にもうたってありますように、1月1日時点での
所有者、地籍というような形になると思いますので。
57
◯中谷尚敬委員長 他にございませんか。
(「なし」との声あり)
58
◯中谷尚敬委員長 他にないようでございますので、これにて委員による質疑を終結いたします。
次に、
委員外議員による質疑を行います。
質疑はございませんか。
伊木議員。
59
◯伊木まり子議員 今、
固定資産税のことを聞かれたんですけど、私も、先日、
説明会に行ってまいりました、親の家が
東旭ヶ丘にあるもので。それで、そのときに来ていらした方が、ということは、
地籍調査をすると以前の面積と変わるんだけども、今まで払った
固定資産税とかはどうしてくれるんだというような質問をされている方があって、ちょっと担当の方は十分答えてられなかったんですけども、十分なお答えと思わなかったんですけど、今まで東新町でやられたときにも同じような質問があったんじゃないかと思うんですけども、どんなふうにお答えされていたのか、教えてください。
60
◯中谷尚敬委員長 上西課長。
61
◯上西幹裕管理課長 誠に申し訳ありません。東新町のときも、その場にはいなかったのでちょっとよく分かりませんけども、あのときの回答では、
担当部局じゃなかったのではっきりしたことは答えられないと。ただし、税金に関しては、逆に減っている場合にそういうことをおっしゃっているのかと。増えたときに頂かないでしょうという話で回答させていただいたと思うんですけど、それが回答になったのかどうかも分かりませんけども。そういうことでございます。
62
◯中谷尚敬委員長 伊木議員。
63
◯伊木まり子議員 聞いていまして、税関係の方も出ていらしたらよかったかなと思いましたので、その後も、終わってから担当の人のところへ詰め寄って何か言われていたんじゃなかったですか。もし余りそういう苦情があるようだったら、そういうのも検討していただいたら、参加している者として、説明を聞かせていただいたら有り難いなと思いましたので、お伝えしておきます。
64
◯中谷尚敬委員長 上西課長。
65
◯上西幹裕管理課長 私の知る限り、税のことで聞いてきたのはなかったと思うんです。聞いておられたのは、
境界ぐいが実際分からないという場合のことをお聞きになってきた人はおられたと思います。そのときに、立会いさせてもろうて、境界がいったん決まりますと。今度は、出来た
地籍簿とか
地籍図の案を閲覧してもらうときに、そのときが来年になりますねんけども、そのときに、買った面積と実際に境界を決めた面積とにかい離があったときに、その境界が戻れますかとかいうような話でした。それで、いつまでやったら戻れるんですかというような質問とかがあったと思います。あと、あそこは
マンション地も多いので、その
代表者の方が、当然、順番で回ってくると思いますけども、その役割を引き受けるのに関して、その人が立会いせなあかんのかというような質問とかがあったと思うので、私は、税金の話で、詰めてきたという話はなかったように思っていますけど。
66
◯中谷尚敬委員長 他にございませんか。
(「なし」との声あり)
67
◯中谷尚敬委員長 他に
質疑等ないようでございますので、これにて
委員外議員による質疑を終結し、本案を採決いたします。
お諮りいたします。
議案第50号は、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
(「異議なし」との声あり)
68
◯中谷尚敬委員長 ご異議なしと認めます。
よって、
委員会といたしましては、議案第50号は原案のとおり可決することに決定しました。
~~~~~~~~~~~~~~~
69
◯中谷尚敬委員長 (2)議案第55号、生駒市
地区計画区域内建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
再度、
理事者から説明を受けたいと思います。
吉岡都市整備部長。
70 ◯吉岡源裕都市整備部長兼開発部長 それでは、議案第55号、生駒市
地区計画区域内建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例の制定についてご説明を申し上げます。
今回の改正は、第5回線引き・用途地域の定期見直しに伴い、地区の特性に配慮したきめ細やかなまちづくりを目指し、平成23年5月10日に地区計画の変更と決定をいたしましたので、条例の一部について改正をするものでございます。
それでは、
議案書の55ページでございます。それから、
新旧対照表の27ページの別表第1をお願いいたします。
まず、鹿ノ台地区と西白庭台地区の地区計画について、用途地域の変更に伴い、都市計画の変更を行いましたので、所要の改正をさせていただくもの、そして、
市街化区域編入に伴い、新たに都市計画決定をした都市計画道路高山富雄小泉線沿道地区と学研北生駒駅前地区の地区計画について、既に条例化している21地区に追加させていただくものでございます。
それでは、個々の内容についてご説明させていただきます。
まず、別表第1、生駒市鹿ノ台地区整備計画区域でございます。先日の議案
説明会時に配布させていただいた議案第55号の説明用資料というものをご覧いただきたいと思います。
まず、1ページをお願いいたします。
右側の変更後の下側、赤で囲んでいる地区について、鹿畑町から鹿ノ台南1丁目に編入され、用途地域についても、第一種住居地域から、鹿ノ台地区と同様の第一種低層住居専用地域に変更し、当該地区を鹿ノ台地区地区計画区域に編入しましたので、それに伴う告示番号の変更を行うものでございます。
続きまして、生駒市西白庭台地区整備計画区域でございます。説明用資料の2ページをお願いいたします。
変更後の下側、赤枠で囲んでいるAの区域について、今回の定期見直しにより、第一種住居地域から、西白庭台のA地区の用途地域と同様の第一種低層住居専用地域への変更に伴い、地区整備計画区域もC地区からA地区に変更したこと、また、上の赤で囲んでいる区域について、国道163号線の拡幅に伴い道路敷地となったことから、地区整備計画区域から除外いたしましたので、それに伴う告示番号等を変更するものでございます。
次に、生駒市都市計画道路高山富雄小泉線沿道地区地区計画の内容についてご説明申し上げます。説明用資料3ページをお願いいたします。
今回、条例に追加させていただく地区は、学研北生駒駅の西側で、現在改良中の都市計画道路、高山富雄小泉線、通称、県道枚方大和郡山線の沿道の区域でございます。本地区計画では、計画図のように、それぞれの地区の特性を考慮し、沿道サービス地区、A、B、Cと近鉄けいはんな線鉄道敷地である鉄道施設地区の4地区に区分しております。
説明資料の4ページをお願いいたします。
生駒市北部の地域拠点として周辺の土地利用に配慮した良好な町並みを形成するため、それぞれの地区の特性に合わせ、左側の制限内容について、アで、建築してはならない建築物としてマージャン、パチンコ屋等を規制し、イの建築物の敷地面積の最低限度につきましては、沿道サービス地区Aは5,000平米、Bは500平米としております。次に、ウで、外壁等の面から敷地境界線までの距離等の制限を加えております。
最後に、生駒市学研北生駒駅前地区地区計画の地区整備計画区域でございます。5ページをお願いいたします。
本地区は、学研北生駒駅と奈良交通の車庫が主な区域でございます。本地区計画の区域を計画図のように、それぞれの地区の特性を考慮し、駅前センター地区、鉄道施設地区及び公共公益施設地区の3地区に区分しております。
次に、6ページをお願いいたします。地区整備計画の制限内容でございます。
この地区につきましても、北部地域の中核的な役割を担う地区として、周辺に配慮した良好な町並みを形成するため、それぞれの地区の特性に合わせ、左側の制限内容について、アで、建築してはならない建築物としてマージャン、パチンコ屋等を規制し、イの建築物の敷地面積の最低限度を、駅前センター地区については500平米とし、ウの外壁等の面から敷地境界線までの距離等の制限を加えているところでございます。
以上でございます。よろしくご審査賜りますよう、お願い申し上げます。
71
◯中谷尚敬委員長 本案について、委員による質疑に入ります。
質疑等はございませんか。
有村委員。
72
◯有村京子委員 学研北生駒駅前地区計画は学研奈良登美ヶ丘駅前よりも制限事項が少なくて、例えば容積率とか建物の高さとか形態、意匠とか、垣とか柵とか、そういった点で奈良登美ヶ丘駅前よりも制限事項が少ないんですけども、これは同程度にした方がいいのではないでしょうか。
73
◯中谷尚敬委員長 森本次長。
74 ◯森本明夫都市整備部次長兼都市計画課長 今回改正させていただく条例は建築物に関する制限に関する条例でございますので、都市計画決定しております他の部分、建ぺい、容積については、別途、地区計画という形で都市計画決定しております。ですから、建築物に関する部分について、今、条例改正をさせていただいているもので、あと、建ぺい、高度は高度地区指定、用途地域は、当然、用途地域の指定、緑地帯を設ける場合は、別の地区計画という部分で、都市計画上で規制をさせていただいている。今回は条例改正です。
75
◯中谷尚敬委員長 有村委員。
76
◯有村京子委員 この資料で見まして、5ページの学研北生駒駅前地区地区計画図によりますと、駅前センター地区というのは、今ほとんど全部、奈良交通の敷地になっていると思うんですけども、そうですよね。これは、ずっとこのままなのかどうか分からないんですけど、撤退とかを想定しての地区計画ということなんでしょうか。
77
◯中谷尚敬委員長 森本次長。
78 ◯森本明夫都市整備部次長兼都市計画課長 学研北生駒駅前地区地区計画、これにつきましては、今回、先ほど部長が説明しました第5回
市街化区域、用途等の見直しに伴いまして、昨年度、北部地域開発特別
委員会で土地利用図を説明させていただき、その段階で、一応、線引きというのは7年から10年に一度しかやりませんので、それを見込んだ上で、土地利用計画が提出されております。ただ、具体にはまだ、いつどういう形でというのは決まっておりませんが、当然、こういう地域ですので、あらゆる面で、もちろん
地権者、周辺自治会、審議会等でご議論いただき、地区計画制度で、一定、制限をさせていただくということにしております。
79
◯中谷尚敬委員長 有村委員。
80
◯有村京子委員 学研北生駒駅の北側の方の地区計画というのはどうされるつもりなんでしょうか。今、これは南側だけですよね。
81
◯中谷尚敬委員長 森本次長。
82 ◯森本明夫都市整備部次長兼都市計画課長 北側は
市街化調整区域でございますので開発行為はございません。(発言する者あり)
83
◯有村京子委員 地区計画を立てないんですか。
84
◯中谷尚敬委員長 吉岡部長。
85 ◯吉岡源裕都市整備部長兼開発部長 北側については
市街化調整区域になっておりまして、その上で、都市計画決定されている街路、それから駅前広場等がございます。この辺の関係で、今のところは、ここの部分については調整区域のままで、今の線引き時には
市街化区域には編入をされておりません。当然、地区計画もございません。
86
◯中谷尚敬委員長 有村委員。
87
◯有村京子委員 こんな駅近なのにそのままでいいんでしょうか。
88
◯中谷尚敬委員長 吉岡部長。
89 ◯吉岡源裕都市整備部長兼開発部長 ここは学研第2工区の窓口といたしまして、街路線、それから駅前広場の線がございます。これにつきましては、やはりこのままで置くのは良くないということも思うんですけども、当然、県さんの意向、それから、ここの土地
地権者の意向がございまして、今後の課題と考えております。
90
◯中谷尚敬委員長 有村委員。
91
◯有村京子委員 同じく資料の3ページの方です。沿道サービス地区Cの部分なんですけども、Cのところでは沿道サービス地区Bで除かれているホテル・旅館が、この狭いC地区では除かれていないのですが、それはなぜでしょうか。
92
◯中谷尚敬委員長 森本次長。
93 ◯森本明夫都市整備部次長兼都市計画課長 沿道サービス地区Cにつきましては、既に現在、
市街化区域に編入されている地域でございます。新たに編入するのではなく、既に、ご存じのように土地利用がされておりますので、ここで規制させていただいている駅前の部分については、B地区とは考え方が変わってきております。
94
◯中谷尚敬委員長 有村委員。
95
◯有村京子委員 枚方大和郡山線、これは道路を挟んで西側の方の地区計画はどうされるおつもりでしょうか。これは東側だけでしょう。
96
◯中谷尚敬委員長 森本次長。
97 ◯森本明夫都市整備部次長兼都市計画課長 富雄川を挟んで、要は調整区域でございますので、現段階では土地利用はございません。橋のこちらですね。
98
◯中谷尚敬委員長 有村委員。
99
◯有村京子委員 さっきとまた同じような繰り返しになると思うんですけど、
市街化調整区域ですけど、ここも駅にすごく近いし、道路を挟んで反対側の方は地区計画をしっかり立てられているのに。(発言する者あり)この計画で言うたらこっち側です。こっち側が全然手付かずやから、こっち側だってすごく駅近で条件がよろしいでしょう。道路を挟んで向こう側だけがしっかり地区計画を立てて、道路を挟んだら、
市街化調整区域ということで放ったらかしなんですけど、それでいいのかなと思いまして、それはどう考えておられるのかなと。
100
◯中谷尚敬委員長 森本次長。
101 ◯森本明夫都市整備部次長兼都市計画課長 線引き行為というのは
市街化区域、調整区域を区分いたしますもので、先ほど申しましたように、約10年に1回行われるものでございます。その中で、
市街化区域は、編入するに際して土地利用計画というのが必要になります。当然、
地権者の方々のご意見、土地利用という部分があって初めて、何年ぐらいにこういう土地利用を図っていきたいということで、奈良県が線引きの決定権者でございますが、そういう方針を示されます。今回の場合でしたら、住宅人口フレームになっておりますので、人口が10年後に10万人減少するということの中で、住宅系については編入は認めませんよと。幹線道路沿いの工業、流通を中心に編入していくという奈良県の、編入に際しては20年に方針を示されます。その中で、土地利用について、権利者等を含め、ご要望いただきます。その中で、生駒市の総合計画、都市計画マスタープランとの整合性を図りながら、編入すべきかどうかという部分でご議論いただく中で、土地利用計画がなければ、当然、編入もございませんし、現在、今おっしゃっておられる部分については
市街化調整区域でございます。開発を抑制するという区域になっておりますので、今後についてもそういう部分の土地利用を奈良県が見直し、社会情勢が変わらん限りなかなか見直しはできないんですけども、現段階では調整区域取扱いで、先ほどと同じように、反対側については土地利用計画というのが示されておりまして、奈良県、国等の協議が終わった中で、整合性をとって編入を今回したわけなんです。ですから、反対側については今はそのままということになっています。
102
◯中谷尚敬委員長 他にございませんか。
(「なし」との声あり)
103
◯中谷尚敬委員長 他にないようでございますので、これにて委員による質疑を終結いたします。
次に、
委員外議員による質疑に入ります。
質疑等はございますか。吉波議員。
104 ◯吉波伸治議員 沿道地区なんですけども、沿道サービス地区AとBは敷地の最低限度が違いますよね。一方は5,000平米で、もう一方は500平米。同じような地区やと思うんですけども、なぜこのような違いがあるんでしょうか。
105
◯中谷尚敬委員長 森本次長。
106 ◯森本明夫都市整備部次長兼都市計画課長 沿道サービス地区AとBで、最低敷地面積が5,000平米と500平米という形で制限させていただいています。A地区については、ご存じのように、田園地域でございますので、今回、一体的な利用をされます。そういう形で、
地権者が多数おられる中で、
地権者でご協議いただき、その中で、今後においても、ご存じのように、先の特別
委員会で申しましたように、あそこは20年か30年のいわゆる借地契約でやられるということです。それ以降、
地権者の中で一体的にみんなで話合いをして、個々に考えるんじゃなく、ここの
地権者同士で考えていきたいということで、皆さんで話合いできる5,000平米という、かなり大きい面積でございますが、そういう規制をさせていただきました。ただし書がありますように、1万平米について、市街地整備事業、いわゆる土地区画整理事業という形で皆さんが再度考える余地というのも入れております。
沿道地区Bにつきましては、既に沿道サービス、ご存じのように、ガソリンスタンドとかが出来ておりますので、そういうものになって、一応、500平米という形を採ります。以上でございます。
107
◯中谷尚敬委員長 吉波議員。
108 ◯吉波伸治議員 同じく沿道地区なんですけども、距離等、これ、1メートル以上となっていますけども、普通、住宅地でも1.5メートルというところもある中で、こういう大きい建物を建てる地区でありながら、何でこれ、1メートルと短いんでしょうかね。
109
◯中谷尚敬委員長 森本次長。
110 ◯森本明夫都市整備部次長兼都市計画課長 壁面後退につきましては、一応、建築基準法で、住宅では1メーター、1.5メーターという基準があるんですが、ここに壁面後退を入れさせていただく他に、緑地帯、建築条例ですからここには上がってきておりませんが、地区計画の中では緑地帯の保全に関する制限行為というのを入れております。ここでは、道路沿いについては、原則、2メーター以上の緑地帯を設けるということで、道路沿いについては2メーターの緑地帯が入ってくるということになります。
111
◯中谷尚敬委員長 吉波議員。
112 ◯吉波伸治議員 次に、駅前地区なんですけども、地元の自治会は市に要望書を出して、高さは15メートルまでにしてくれという要望を出したんですけども、これ、20メートルになってしまいましたけども、その理由は何でしょうか。
113
◯中谷尚敬委員長 森本次長。
114 ◯森本明夫都市整備部次長兼都市計画課長 編入するに際しまして、周辺自治会さんなり、公聴会、意見書等をいただく中で、高さにつきましてご協議をいただきました。高さにつきましては、ご存じのように、当初、近隣商業地域ですので31メーター、25メーターというご要望もあり、その中で、奈良県等を含め協議している中で、奈良県の高度地区に関する基準がございます。近隣商業の標準であります20メーターを入れさせていただいています。なおかつ、周辺環境等の調和を図るために、
勾配屋根緩和型という高度地区指定をさせていただいておる状況でございます。
ちなみに、市内の
駅周辺の近隣商業地域の高さについては20メーターを指定させていただいております。
115
◯中谷尚敬委員長 吉波議員。
116 ◯吉波伸治議員 同じく駅前地区の鉄道施設地区なんですけども、ここは、建ててはいけない建物の中に神社、寺院、教会が入っていないですよね。駅前センター地区については神社、寺院、教会、その他、これに類するものは禁止されていますけども、なぜ鉄道施設地区には神社、寺院、教会はオーケーなんでしょうか。
117
◯中谷尚敬委員長 森本次長。
118 ◯森本明夫都市整備部次長兼都市計画課長 5ページの計画図をご覧いただいたら分かると思うんですが、駅前施設地区については、鉄道敷でございますので、あえて鉄道のところに神社等は造らないだろうと言いますか。
119
◯中谷尚敬委員長 吉波議員。
120 ◯吉波伸治議員 鉄道沿道地区にはまさかそんなものは出来ないだろうという想定でわざわざ入れていないということなんですか。
121
◯中谷尚敬委員長 森本次長。
122 ◯森本明夫都市整備部次長兼都市計画課長 ご存じのように、けいはんな線、鉄道が走っておりますので。それは、高架下とかいうのがあるのかも分かりませんが、ここを見ていただいたら、駅舎ですので、まずないと。
123
◯中谷尚敬委員長 他にございませんか。
(「なし」との声あり)
124
◯中谷尚敬委員長 他にないようでございますので、これにて
委員外議員による質疑を終わります。
本案を採決いたします。
お諮りいたします。
議案第55号は、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
(「異議なし」との声あり)
125
◯中谷尚敬委員長 異議なしと認めます。
よって、
委員会といたしましては、議案第55号は原案のとおり可決することに決定しました。
~~~~~~~~~~~~~~~
126
◯中谷尚敬委員長 (3)議案第43号、平成23年度生駒市一般会計補正予算(第2回)の当
委員会関係分を議題といたします。
再度、
理事者から説明を受けることといたします。
松本建設部長。
127
◯松本安嘉建設部長 それでは、議案第43号、平成23年度生駒市一般会計補正予算(第2回)のうち、建設部の所管に係りますものについてご説明を申し上げます。
今回は、歳入歳出予算及び繰越明許費についての補正をお願いしておりますので、まず、歳出の方から事項別明細書を基にご説明したいと思います。お手元の歳入歳出補正予算事項別明細書、並びに、議案
説明会で配布させていただきました事業箇所図の方も併せてご参照いただければと思います。
まず、明細書でございます、11ページ。事業箇所図としましては1ページとなっております。
11ページ下段の款6、土木費、項、土木管理費、目1、土木総務費で150万円の追加をお願いするものでございます。
これは、奈良県が指定しております土砂災害警戒区域の中で代替性のない避難所及び災害時の要援護者施設について、急傾斜地崩壊対策事業に着手することとなりました。本年度につきましては、元町2丁目と小明町において急傾斜地崩壊対策を実施するということで、事業箇所図の方に位置を示しております。本年度は、この測量調査設計業務を行いたいということでございます。
この対策事業につきましては、地元市町村から、その経費の一部を負担することとなっていることから、当該測量設計に要する費用、約2,000万円でございますが、そのうちの10ないし5%に当たる経費を負担するものでございます。
続きまして、12ページをお願いいたします。
12ページ上段でございます。款6、土木費、項2、道路橋梁及び河川費、目3、道路橋梁新設改良費で2億6,837万1,000円の補正をお願いするものでございます。
内訳といたしましては、節13の委託料といたしまして、学研北生駒
駅周辺地区が本年5月に
市街化に拡大されたことによって大型店舗等の出店が計画されております。これに伴います交通量の増加や、あるいは交通渋滞が危惧されることから、周辺道路の渋滞緩和対策を策定するために測量、設計等の費用をお願いするものでございます。
対象路線としましては、事業箇所図に示しますように、奈良阪南田原線、同支線1号、白庭台北38号線、芝山田線の4路線を検討の予定をしております。
本4路線につきましては、現在、進められております県道の枚方大和郡山線の道路改良事業、あるいは富雄川の河川改修事業と非常に関連性が深く、また、これらの事業と進捗を合わせて整備する必要があることから、今回、早急に測量、設計をお願いするものでございます。
また、下段の節17、公有財産購入費で2億340万1,000円及び節22の補償補填及び賠償金で4,918万円の補正をお願いしております。
箇所図については3ページとなっております。
まず、3ページの企業誘致関連道路整備事業として進めております高山北田原線付替道路等の事業用地につきましては、当初、平成24年度に取得を予定しておりましたが、
地権者との交渉の進展が見られ、事業の前倒しを行わせたいということから、現年度に不足する経費の補正をお願いするものでございます。
また、事業箇所図4ページに示しております市道元町菜畑線の旭橋から南へ約70メートルほど下ったところでございますが、車道幅員が6メーターと狭く、また、下り坂の左カーブということで見通しも悪いことから、路線バス等の対向に支障を来しておりましたが、今般、道路東側の土地で売却の情報を得まして、通行の安全を確保するために
地権者の方と交渉いたしました結果、拡幅用地についてご協力いただけることとなりましたことから、先ほどの高山北田原線及び元町菜畑線の用地確保に必要な経費として補正をお願いするものでございます。
次に、少し戻っていただきまして、歳入についてご説明申し上げます。
明細書の方は7ページとなります。
7ページの中段、款18、繰入金、項1、基金繰入金、目9、北部地域整備促進基金繰入金で2億2,261万1,000円の補正をお願いするものでございます。これは、先ほど歳出補正でご説明いたしました企業誘致関連道路整備事業等に要する経費に充当するため、北部地域整備促進基金から繰入れするものでございます。
最後に、繰越明許費補正についてご説明いたします。議案書の方は5ページとなっております。
議案書5ページ、第2表の繰越明許費をお願いします。
表中、上から4段目、款、土木費、項、道路橋梁及び河川費の道路新設改良事業費で1,345万円の繰越しをお願いするものでございます。
これは、先ほど歳出でご説明いたしました学研北生駒
駅周辺の渋滞緩和施策に係ります委託料のうち、一部、測量業務につきましては年度内での完了が可能と見込んでおりますが、調査、設計等の業務につきましては、こういった測量が終わってからの着手となることから年度内の完了が見込めないために、平成24年にまたがっての業務となることから繰越しをお願いするものでございます。
以上が建設部に係ります補正予算のご説明でございますが、企業誘致関連道路整備事業用地の取得につきましては、面積及び予定価格が議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例の第3条の規定によりまして議会の議決を要する規模となりますことから、本補正予算の議決をいただいた後に土地売買契約案件を追加提案させていただきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
以上、簡単でございますが、説明を終わらせていただきます。
128
◯中谷尚敬委員長 吉岡都市整備部長。
129 ◯吉岡源裕都市整備部長兼開発部長 続きまして、都市整備部の所管に係るものについてご説明を申し上げます。
まず、議案書の12ページの中段をお願いいたします。
款6、土木費、項、都市計画費、目、公園整備費、節15、工事請負費の補正額250万円につきましては、東日本大震災に起因して大幅な節電が求められていることから、花のまちづくりセンターふろーらむの管理棟の省エネ改修工事として41基のLED照明設備の導入を図るものでございます。
少し戻っていただきまして、
議案書の5ページをお願いいたします。
上段、第2表、繰越明許費の一番下、款、土木費、項、都市計画費の公園整備事業におきまして、3,300万円の繰越明許費の設定をお願いするものでございます。
内容といたしましては、市内各公園で実施しております遊具の設置工事におきまして、地元協議等に時間を要し、年度内の執行が困難であることから、3,300万円の工事請負費を繰り越すものでございます。
以上でございます。よろしくご審査賜りますよう、お願い申し上げます。
130
◯中谷尚敬委員長 本案について、これより委員による質疑に入ります。
質疑等はございませんか。
成田委員。
131
◯成田智樹委員 一番最初の急傾斜地対策工事委託ということで、本年度、調査、設計を行うということで、今、ご説明いただきましたけども、実際の工事というのはいつからかかる見込みでございますか。
132
◯中谷尚敬委員長 辻中課長。
133 ◯辻中二三夫事業計画課長 工事につきましては、平成24年、25年度で擁壁と法面工事を予定しております。
134
◯中谷尚敬委員長 成田委員。
135
◯成田智樹委員 先ほど、調査と測量に関して、市としての負担金が150万ということでご説明いただきましたけども、実際の工事についてもそういった負担金が必要となるのでしょうか。
136
◯中谷尚敬委員長 辻中課長。
137 ◯辻中二三夫事業計画課長 同じように負担金が必要となります。
138
◯中谷尚敬委員長 成田委員。
139
◯成田智樹委員 今後、こうした工事が避難所等に、それぞれに調査して、測量して、実施するということで、これから各所においてこういった工事が発生してくるということでございますか。
140
◯中谷尚敬委員長 辻中課長。
141 ◯辻中二三夫事業計画課長 奈良県では、平成22年の6月に土砂災害対策基本方針を策定され、今年度、平成23年から5カ年で優先的に事業を進める箇所を定めておられ、県内では41カ所、代替性のない避難所、それから、県内20カ所の災害時要援護者施設の計61カ所の保全を目的として事業を進めていることから、生駒市では、今回、補正予算で計上している2カ所と生駒中学校、あすか野小学校、計4カ所が今現在、決まっております。それ以降は、現在まだ未定ということになっております。
142
◯中谷尚敬委員長 他に。吉村副
委員長。
143
◯吉村善明副
委員長 元町菜畑線の拡幅は非常に有り難いことだなというふうに思っているわけなんですけども、あの道というのは、東側には歩道があるんですが、西側には歩道がなくて非常に危険な状態だというふうに私は感じているわけなんですけども、今後、歩道などの何か計画等はありますでしょうか。旭橋のところ。
144
◯中谷尚敬委員長 辻中課長。
145 ◯辻中二三夫事業計画課長 元町菜畑線につきましては、西側の歩道が途中で切れていることに対する短期的な対策として、今回、拡幅に伴い、カーブを東側に振るということなどで、道路西側に残地が出来る予定、その前後の区間の
土地所有者の協力が得られるようであれば、一定の期間に両側歩道の整備をしていく方向で検討していきたいと考えております。
146
◯中谷尚敬委員長 他にございませんか。
成田委員。
147
◯成田智樹委員 学研北生駒
駅周辺の道路の整備ということでご説明がございましたけども、2ページの箇所図を見ておりますと、白庭台北38号線が現道拡幅ですとか、芝山田線が道路改築というような形で簡単に書かれていますけども、実際の工事について、もうちょっと具体的にご説明いただけないでしょうか。
148
◯中谷尚敬委員長 寺西課長。
149 ◯寺西清幸土木課長 箇所図にございます4路線につきまして、少し詳しく説明させていただきます。
まず、白庭台北38号線でございますけども、これは、現在、幅員が9メーターございますけども、これを12メーターに拡幅する計画をしております。現時点では、この道路は東側が行き止まりとなっておりまして、今後、県道の枚方大和郡山線の整備、それから、開通に合わせて供用を行って、上村大橋以北へ向かう車の流れを分散すると、そういう計画でございます。
それから、芝山田線でございますけども、これにつきましては、現在、高山郵便局のすぐ北側に現道の約4メーターの道路がございますけども、今度、県の道路が完成いたしますと、道路の東側の高山芝地区の方々、セパレートになりますと一方通行になりますので、今度、163号線方面へ出る場合に上村大橋まで迂回する必要が出てきますので、今現在、ちょうど郵便局の前に、富雄川にかかっております新しい鵄の橋という橋があるんですけども、その橋と連結しまして、163号線の方へスムーズに出られるような形で、今、計画しております。
それから、奈良阪南田原線ですけども、これにつきましては、上村大橋の交差点の北側の県道の方の改築が完了しますと、交差点の形状の変更が生じますので、交差点の右折、左折のレーンの見直し等が必要ということで、その辺の検討をしていくということでございます。
それから、最後に、奈良阪南田原線支線1号ですけども、これにつきましては、奈良方面から上村大橋の方に通行する車なんですけども、この交通量を減少させるために、富雄駅方面へ南下する左折車両を交差点の手前で迂回させるルートを確保するという計画でございまして、現在、3メーター未満の細い道がございますけども、その横に隣接しております水路がございまして、その水路と今の道路を合わせて、水路を暗渠化して道路整備を行って、歩道を2メーター設けまして6メーターの道路として、西向きの一方通行にしてその辺の渋滞の緩和を図っていくと、そういう計画でございます。以上です。
150
◯中谷尚敬委員長 成田委員。
151
◯成田智樹委員 白庭台北38号線について拡幅されるということで、それで、富雄川沿いの道につなげるということでしょうけども、富雄川についての改良工事、県の改良工事やと思いますけども、それが進んでいないので、今も一応何か道はありますよね。拡幅というより、道が付いていて、富雄川の改良工事が進まずに、その道が放ったらかしのままでどうしようもないということだと思うんですけども、県の方の河川の改良工事、それと、道路の整備についてはどういった状況になっておられるのでしょうか。
152
◯中谷尚敬委員長 寺西課長。
153 ◯寺西清幸土木課長 県の工事につきましては、枚方大和郡山線の道路の工事、それから富雄川の河川の工事、それを並行してやられておりまして、まず、河川の工事につきましては、今現在、井堰が3つほどあるんですけども、その井堰の工事と河川の護岸工事、それが24年度に一応完了する予定というふうに聞いております。その後、道路の方の工事にかかっていかれるということで、最終、完成のめどとしましては、上村大橋から国道163号線の高山大橋までの区間なんですけども、平成27年度に完成の予定と言うか、目標と言いますか、そういうふうに県の方から聞いております。以上でございます。
154
◯中谷尚敬委員長 成田委員。
155
◯成田智樹委員 24年度と、それと、27年度に工事が完了して供用開始されるとして、白庭台北38号線を本年度に整備するという理由がちょっと。今整備しても使えないまま来年までいくと。若しくは27年度までは北へも南にも上がれないということですか。
156
◯中谷尚敬委員長 寺西課長。
157 ◯寺西清幸土木課長 白庭台北38号線につきましては、今年度、測量、それから設計を行いまして、来年度に、一部、用地買収も必要となってまいりまして、その後、工事を進めていくと、そういう形になりますけども。
県の方につきましては、27年というのはあくまでも最終、全部が完成するという見込みでございまして、今の開発を予定されている店舗の計画、その辺も併せて、例えば全部出来なくても、暫定的に車を供用開始させるというような、そういった検討も今されておりますので、それに合わせて白庭台北38号線の工事も実施することによって、その辺の交通渋滞を緩和させるようにできるんじゃないかなというふうに考えております。
158
◯中谷尚敬委員長 成田委員。
159
◯成田智樹委員 分かりました。
上村大橋も、今、非常に混雑しておりまして、その緩和をするための施策ということやと思いますけども、いわゆる奈良阪南田原線、今、白庭台の住宅が世帯数も増えてということで大変混雑しておりまして、逆の西側の168号線との交差点等についても非常に混雑が著しいという形だと思うんですけども、それについての対策というようなことは何かお考えになっておられますでしょうか。
160
◯中谷尚敬委員長 寺西課長。
161 ◯寺西清幸土木課長 今ご質問いただいた分は、ちょうど南田原と168号線の交差点ですね。そこにつきましても、確かに現在、渋滞がかなり多く発生している箇所でございまして、今回、補正を上げさせていただいている部分は4件でございますけども、引き続き、その交差点につきましても、今現在はあそこから左折して南の方へ行く車がかなり多いというようなことで、そういった左折レーンの設置、そういったものも検討をしていきたいと。引き続き、進めていくというようなことでございます。
162
◯中谷尚敬委員長 他にございませんか。
桑原委員。
163
◯桑原義隆委員 高山北田原線の用地買収状況はどういうところまで進んでいますか。
164
◯中谷尚敬委員長 辻中課長。
165 ◯辻中二三夫事業計画課長 高山北田原線の買収は、今、補正をお願いさせていただいています。今議会で議決していただけたら、
地権者の方々と契約させていただくというところまで来ています。
166
◯中谷尚敬委員長 桑原委員。
167
◯桑原義隆委員 どんな契約になるんですか。
168
◯中谷尚敬委員長 金額とか面積とかと違う。
169 ◯辻中二三夫事業計画課長 今回は、生駒市北田原町1624の1他2筆で、面積が5,097平方メートルございます。それで、取得金額は2億8,186万4,100円、平米当たり5万5,300円で契約させてもらいます。
あと、今回の場所につきましては、以前の
説明会、先ほど部長も申しました、事業箇所図の中の3ページで、今現在、うちが予定している分は駐車場ということで使われておりますので、この準工区域内の中の駐車場というのもかなり不足していますので、それと、今回、事業主も代替用地の取得というのを希望されていますので、この箇所図の青色で囲ませていただいた部分を確保させていただいて、その方もご協力願いまして、3者の契約ということで、今回、考えさせてもろうています。
170
◯中谷尚敬委員長 桑原委員。
171
◯桑原義隆委員 今言われた、道路以外の土地がありますよね。買収されて、どんな活用になると今言われましたか。
172
◯中谷尚敬委員長 今言うたやつ、もう一回。辻中課長。
173 ◯辻中二三夫事業計画課長 今回の事業用地の残地につきましては、一応、私どもの事業用地と、それから、ここで163号線バイパス、国の事業も、一応、少し遅れますけども、同時期にやりますので、その代替用地という形で国の方から要望をいただきまして、それで、箇所的にほぼ決まっているところもあるんですけど、国の代替用地に提供させていただこうと思っています。その処分についても、なるべく早く処分を検討していきたいと思います。
174
◯中谷尚敬委員長 桑原委員。
175
◯桑原義隆委員 順調に進んでいるわけですか、買収は。取得と言いますかね。
176
◯中谷尚敬委員長 辻中課長。
177 ◯辻中二三夫事業計画課長 順調に進んでいますので、今回の議会で議決をいただけたら契約させてもらうことができます。
178
◯桑原義隆委員 そうですか。ありがとうございました。
179
◯中谷尚敬委員長 他にございませんか。井上議長。
180 ◯井上充生議長 今の件なんですけども、北部基金から2億2,200万ですよね。今のこの土地の買収費が2億300万と、立木建物移転等補償を合わせて2億5,000万ぐらい。基金から取り崩す2億2,200万というのはどの部分に当たるの。
181
◯中谷尚敬委員長 松本部長。
182
◯松本安嘉建設部長 全体の買収金額につきましては、先ほど辻中が申しました2億8,000なにがしというようなことです。ただ、現年度予算で、北田原南北線も含め、周辺道路の買収計画を持っておりますので、それと併せまして、この事業用地に充当したいなと、かように思っております。
183
◯中谷尚敬委員長 井上議長。
184 ◯井上充生議長 この買収費用を北部基金から出すという、その説明は、もうちょっと詳しく、なぜ北部基金からなのか。
185
◯中谷尚敬委員長 松本部長。
186
◯松本安嘉建設部長 基本的には、議員さんもご承知のように、北部地域整備促進基金につきましては、北部地域の計画的なまちづくりを目的として積み立てていただいている基金でございます。この基金につきましては、この道路以外にも、北コミだとか、あるいは京阪奈新線の事業用地、あるいは各
駅周辺の都市計画街路とか駅前広場だとか、こういった整備の他、県のやりました学研第2工区の調査の費用とか、こういったものにも使途されています。ですから、北田原地区につきましても、大きな意味で言いますと、学研のクラスターの一部となっていまして、今でこそ区域とかいうのは決まっておりませんが、北部地域の学研の一つのクラスターという形の位置付けもございます。ですから、私どもとしましては、北部地域整備促進基金の方から北田原準工業地域内の企業誘致促進という意味では、特段、使途的には問題ないかなと、かように考えております。
187
◯中谷尚敬委員長 井上議長。
188 ◯井上充生議長 ということは、今の考え方でいくと、北田原南北線、北田原中学校線、これも買収が必要ですよね。その買収費用は全部ここから出すということですか。
189
◯中谷尚敬委員長 松本部長。
190
◯松本安嘉建設部長 中学校線、北田原南北線につきましても、国の補助金あるいは交付金を頂きながら進めておりますので、今回、急な契約という形になりましたので、いったんこの基金の方で取崩しさせていただいて買収するということですが、今後出てくる買収につきましては、財政の方とも協議しもって円滑な基金運用という形を考えていきたいと、かように思っております。
191
◯中谷尚敬委員長 井上議長。
192 ◯井上充生議長 さっきの説明は北部地域の整備のためと。今の説明では、急な必要性が生じたから基金から下ろしたと。ちょっと理由が違うんじゃないかなと。当初の説明でいけば、この地域の買収は全てそこから行かなければおかしいはずなんですよね。それが、今の説明では、この地域が急にお金が必要になったからそこから入れると。基金からいったん借り入れて、そこへまた戻すというのなら分かるんですけれども、ちょっと今の説明では納得がいかないので、せっかく基金というものがありながら、それをむやみやたらに使っていっていいというものではないと思いますので、基金を使うときにはそういうきちっとした理由を説明していただきたいと。
先ほど、コミセンなんかの基金運用も出たんですけれども、あれはコミセンの中の、1回ですよね、その中の一部分を北部で賄おうということで、十分にそれは議会に対して説明もあったわけなんです。今回、基金を運用するに当たって、議会への説明というのはほとんどなかったので、ほんで、どういう理由かなということで聞かせていただいたんですけども、恐らく急に必要なためにここから、あるから下ろそうということだろうと思うんですけども、今後、基金を取り崩してやる場合には、きちっと説明をして、その基金の設置目的に沿った使い方をしていただくように、これはきちっと要望として言っておきますので、よろしくお願いします。
193
◯中谷尚敬委員長 他にございませんか。
(「なし」との声あり)
194
◯中谷尚敬委員長 他にないようでございますので、委員による質疑を終結いたします。
次に、
委員外議員の質疑に入ります。
質疑等はございますか。下村議員。
195 ◯下村晴意議員 繰越明許費の公園整備事業なんですけれども、今までも遊具の点検をされて、ずっと進んできていると思うんですけど、またここで繰越明許3,300万、状況はどういうふうになっているんでしょうか。
196
◯中谷尚敬委員長 高橋課長。
197 ◯高橋一之公園管理課長 今現在、C判定遊具というのをやらせていただいておるんですが、撤去した遊具は116で、新設した遊具は93基出ております。まだ、後残りが350ほど残っておるような状態でございます。
198
◯中谷尚敬委員長 下村議員。
199 ◯下村晴意議員 ですので、さっき説明の中で、地元との交渉もうまくいっていないとかという話もあったんですけど、事例と言いますか、今、公園がそういうふうに不具な具合だと、子どもたちの遊び場がなくなっている状況ですよね。それで地元との交渉がうまくいかないというのはどういう状況なんでしょう。
200
◯中谷尚敬委員長 高橋課長。
201 ◯高橋一之公園管理課長 うまくいかないということではないんですけども、新しい基準によりますと、今まで狭い公園にたくさんの遊具が入っておりまして、具体的に申しますと、ブランコを例に挙げますと、短辺4メーター90、長辺8メーター10の約40平方メートルほどの敷地がブランコを付けるのに要るということで、そこら辺で、遊具自体一つ一つに、子どもが動く動線の距離も入れまして、安全領域というのが設定されますので、そこら辺で、どうしても今まで3つ、4つ入っていたところに元どおり戻すというのはなかなかできない。そうした場合に、どの遊具を戻すというので、大体は人気のあるブランコとか滑り台が戻るんですが、そこら辺で地元の協議をさせていただいておるんですが、自治会の3役さんで即決される自治会もありましたが、全員の声を聞いてからでなかったら返事ができないということを申される自治会もあって、なかなかそこら辺で返事がまとまらないというのが現状でございます。
202
◯中谷尚敬委員長 下村議員。
203 ◯下村晴意議員 今のお話ですと、安全性をしっかりと確認しながら地元との協議ということだろうとは思うんですけれども。ですから、C判定の部分において、今、地元との協議の中で進めていくという現状でよろしいんですね。
204
◯中谷尚敬委員長 高橋課長。
205 ◯高橋一之公園管理課長 そのとおりでございます。
206
◯中谷尚敬委員長 下村議員。
207 ◯下村晴意議員 今、公園もそうですけれども、遊ぶところがない状況ですので、地元の協議の中でも、本当に自治会でもいろんな温度差があって、やはり公園があっても子どもが多い地域と少ない地域ではまた違うと思うんですけれども、そこら辺も考慮しながら、早目に進めていただければと思いますので、お願いいたします。以上です。
208
◯中谷尚敬委員長 他に。中浦議員。
209 ◯中浦新悟議員 先ほどの議長の意見の関連と言いますか、ほぼ同じなんですけども、先ほど答弁の中で、今回、急なことで使ったのか、それとも、今後この地区の買収うんぬんに関しては基金を使っていくのか、その点だけ、ちょっとはっきりお答えいただけないでしょうか、結局、どっちやったのかよく分からなかったものですから。
210
◯中谷尚敬委員長 松本部長。
211
◯松本安嘉建設部長 今回、まず、北部基金をここに充当することについては、先ほど申しましたように、基金の設置目的からすれば、まず可能なのかなというのが1点。
それから、2回目で議長の方からご指摘いただきましたけど、やはり急な契約のことから、財源的補填をするに当たりましてこの基金を活用させていただくと、こういう状況にありまして、そういう回答をさせていただいたんですが、大きな原因としましては、やはり事業用地以外の、国等から要請を受けています代替地の用地も確保しなければいけない、こんなこともありまして基金を使わせていただくのも一つの理由でございますが、基本的には、基金はできるだけ有効に使うという、今回みたいな形じゃないんですが、温存しておくと言うか、先ほど議長が言われましたような、議会のご承認と言うか、ご理解をいただけるような活用の仕方を図っていって、この道路につきましては、基本的には一般会計の中で確保していきたい、かように思っております。
212
◯中谷尚敬委員長 樋口議員。
213 ◯樋口清士議員 1点だけ確認と言いますか、学研北生駒
駅周辺の道路整備の計画の部分なんですけれども、白庭台北38号線と芝山田線と奈良阪南田原線、さらに、奈良阪南田原線支線1号、こういった道路を造ることで交差点の部分、ここの交通を円滑にしていくということがもくろまれているだろうと思うんですが、ただ、先ほどの地区計画の話の中で、沿道に大店舗を持ってくるという話がありますね。恐らくは白庭台北38号線、これがアクセスになるというのと、富雄川沿いの路線から入り込むという状況もある。ただ、これが西東の2本で処理される場合には、恐らく入り口は北田原線から芝山田線、ここから入ってくるような形になるのかなというふうに想像するんですけども、要は、大きなお店が出来て、そこへのアクセスの車がどんどん入ってきたときに、結局、渋滞というのがどの辺りで発生してくるんだろうかということの検証が、地区計画を考えられるとき、あるいは道路の路線計画を立てるとき、その辺をちゃんと検証されているのかどうかということだけ、ちょっと1点、確認させていただきたいんです。
214
◯中谷尚敬委員長 増田補佐。
215 ◯増田剛一事業計画課課長補佐 今、樋口議員ご指摘の件ですけれども、国土交通省の方で、実はこういった大規模開発が予測されるところの交通量を推計するようなマニュアルがございまして、それを基に、今現在、想定される開発の商業の面積とか、それを基にこれぐらいの台数は来るかなという部分を想定しまして、それを現況の交通に乗せた上で今回の対策を考えさせていただいております。
216
◯中谷尚敬委員長 樋口清士議員。
217 ◯樋口清士議員 一応検証はしているということのようですけれども、恐らくこれから大店舗が立地、具体的に進んでいくときには交通協議ということがされていくと思いますけれども、そこでの、要は道路にできるだけ負荷のかからないような形で、敷地内での交通の処理の仕方とか、あるいは入り口の考え方とか、引込線が要るのやったらそれをきっちりとらすとか、その辺を確実にしていただければというふうに思いますので、それだけ、ちょっと申し添えて終わらせていただきます。
218
◯中谷尚敬委員長 他に。白本議員。
219 ◯白本和久議員 今の駅前の関連道路整備事業で、今も樋口議員も言われましたけども、この3路線が拡幅若しくは延長するということで、通称ならやま通りですけども、混雑の緩和には非常に喜ばしく思います。
そこで、もう一度お伺いしたいんですけども、163号線までを平成27年までということでおっしゃいましたけども、今現在、この拡幅、また延長工事についてのめどはどのぐらいに思われているんでしょうか。
220
◯中谷尚敬委員長 もう一度お願いします。
221 ◯白本和久議員 市の道路の、これが全部完成するのはどのぐらいをめどにされているんですか。(「今の4路線のでしょう」との声あり)
222
◯中谷尚敬委員長 寺西課長。
223 ◯寺西清幸土木課長 今の路線につきましては平成25年度に完了する予定でございます。
224
◯中谷尚敬委員長 白本議員。
225 ◯白本和久議員 ということは、平成25年度には県道の西側の方を2車線道路化していくということも、めどでそれを言うておられるんですね。
226
◯中谷尚敬委員長 寺西課長。
227 ◯寺西清幸土木課長 県道の方につきましては、先ほども言いましたように、一遍に163号線まで供用開始ということじゃなくて、暫定的に出来た分を供用開始していくと。そういったことも検討されておりますので、その辺の進捗と合わせて工事を完了させていきたいなというふうに考えております。
228
◯中谷尚敬委員長 白本議員。
229 ◯白本和久議員 ということは、県の方に対しては平成25年までに西側の2車線道路化をしてほしいという要望はされているということですか。
230
◯中谷尚敬委員長 松本部長。
231
◯松本安嘉建設部長 今の、特にどの部分というわけじゃないんですが、私どもとしては、早期に高山大橋交差点までやっていただきたいと。特に国土交通省の方については、高山大橋交差点を、全て用地買収が終わりまして平成27年を目標に改修したいと、こう言っていますので、やはり交通形態がつながるということが最大の目標かなと。
ただ、先ほど課長が申しましたように、セパレートゾーンの未完成部分がどこまで出来るかというお話ですが、基本的に、今後、県と詰めていって、供用開始時期、あるいは整備の進め方なんかは話し合っていきたいなと。ただ、突然、供用するぞと言われても、私どもは非常に困りますので、やはり設計については始めておいて、逐次、整備をしていくという形が前向きかなと、かように思います。
232
◯中谷尚敬委員長 白本議員。
233 ◯白本和久議員 というのは、要するに、これ、何ぼ市道を造っても、南北の富雄川沿いの2車線化と一緒にしないと、市道だけを造っただけでは意味がないというのはそちらの方も思っていると思うんだけど、市と県とが一緒になって早くここを整備するということ、早急と言うか、市は市、県は県でじゃなくて、やっていかなあかんと思うんですよね。それをひとつできるだけ早くできるように協力してほしいというのが1つです。要望しておきます。
その次。
234
◯中谷尚敬委員長 白本議員。
235 ◯白本和久議員 芝山田線、この延長はどのように、まだ考えておられますのやろうか。これで終わりですか。
236
◯中谷尚敬委員長 松本部長。
237
◯松本安嘉建設部長 基本的には、これは都市計画街路という形で整備するわけじゃなしに、先ほど課長の方から説明しましたように、セパレート道路が完成したときに現道の芝山田線が、要は北向いて出られないと。この状況を回避するのと、先ほど樋口議員の方からもありましたけど、大型店舗がここに張り付いたときに、現道の車の流れというのを整理する意味で、取りあえずこの部分を整備すると、こういう形です。
238
◯中谷尚敬委員長 白本議員。
239 ◯白本和久議員 分かりました。
次に、奈良阪南田原線支線第1号なんですけども、地元では寺谷川という川の名前で呼んでいるんですけども、この川にふたをして拡幅という契約だというように聞きましたけども、この川自体、ちょっとした雨で満水状態に今現在でもなるわけです。富雄川自体の出口のところが非常に低いので、当然、昔からこの川自体が満水になっているわけです。そこで、今現在の気象状況でも、すぐ雨が一時の豪雨でなると思うので、その対策をどう考えておられるのか、教えていただきたいと思います。
240
◯中谷尚敬委員長 寺西課長。
241 ◯寺西清幸土木課長 今の河川の改修と言いますか、暗渠化することについては、当然、河川の流れてくる流量、降った雨に対する量、それに見合う大きさの断面の河川を設置していきますので、その辺は今回の測量と設計作業の中で十分検討はしていくという考えでございます。
242
◯中谷尚敬委員長 白本議員。
243 ◯白本和久議員 この川の源流は真弓3丁目の中央公園のある池から発しているので、いったんこの川がせき止められますと、真弓の中にも影響を及ぼしますので、よく考えて対策を練ってほしいのと、それから、もう1つは、水利組合が複数にわたって、この川、また下流でもやっておりますので、水利組合との調整もよろしくお願いしたいと思います。要望しておきます。
244
◯中谷尚敬委員長 白本議員。
245 ◯白本和久議員 次に、今の市道の整備、改良工事と出店計画との調整についてはどのように考えておられるでしょうか。
246
◯中谷尚敬委員長 石倉課長。
247 ◯石倉睦弘建築課長 現在の北生駒周辺の出店計画でございますが、現在、ホームセンター、家電量販店、スーパー等の出店予定がございます。現在は、出店に向けて関係課と事前協議中でございます。
248
◯中谷尚敬委員長 白本議員。
249 ◯白本和久議員 分かりました。
それでは、最後に要望なんですけども、今も関係各課というように課長の方から話がありましたけども、このエリアの市道、また出店計画についての総合的な窓口というのは、要するに相談とか問い合わせとかに窓口はつくっておられるんでしょうか。
250
◯中谷尚敬委員長 石倉課長。
251 ◯石倉睦弘建築課長 開発に係るものにつきましては、基本的には建築課の方で調整等はしております。ただ、個々の案件になった場合には関係課の方で個別に調整していただいているという状況でございます。以上でございます。
252
◯中谷尚敬委員長 白本議員。
253 ◯白本和久議員 ということは、市民の方で、このことについて問い合わせしようと思ったら、2階に行ったり3階に行ったりして、悪い言葉で言えば、たらい回しの状況が続くのではないでしょうか。
254
◯中谷尚敬委員長 石倉課長。
255 ◯石倉睦弘建築課長 そういうことではございませんで、当然、建築課へ質問に来られましたら、その辺は調整とか案内とか、それはさせていただくところでございます。
256
◯中谷尚敬委員長 白本議員。
257 ◯白本和久議員 僕が言っているのは、今、建築課へ行ったら、その話は土木課ですよと言われれば2階へ行かなあかんと。そうじゃなくて、この案件については、一つのセクションで、郡山土木であろうが、生駒警察であろうが、市として分かっている範囲のことについては答えますよと。そういうところが、なかったらつくってほしいと。たらい回しはやめてほしいと市民も思うし、開発に来ている業者も同じやと思うんですけども、これは市長の言う横のつながりという話やと思うんですけども、どうでしょう。
258
◯中谷尚敬委員長 石倉課長。
259 ◯石倉睦弘建築課長 今回の北生駒周辺の出店は大規模店舗がたくさん来ますので、関係課と定期的にと言うか、ある程度の時期を見て、情報の共有化と言うか、意見交換会を図っておりますので、住民の方が来られましても、その辺の調整は適正にできているものと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
260
◯中谷尚敬委員長 白本議員。
261 ◯白本和久議員 最後にしておきますけども、多分、今の回答からしても、やっぱり土木へ行ってくれと、また「郡山土木へ行ってもらわな分かりまへんわ」というような感じは見受けられます。ですので、要望です。要望だけで終わります。どうか、一つのところで、それが交通整理であり、また、そこでできるようにしてもらえますように要望しておきます。これで終わります。
262
◯中谷尚敬委員長 中浦議員。
263 ◯中浦新悟議員 この話の流れの続きで、北生駒
駅周辺の交通の流れのことについて聞きたいんですけども、例えば白庭台北38号と奈良阪南田原線、合流地点で言うと、これは上中学校の前ですね。だけど、ここにはどういうふうな形で車等々が合流していくのか。今の状態で想像すると、西から東に行くに関しては入りやすいんですけど、例えば東から回る、東の38号から入ってきて合流する。信号を設けるのかどうなのかということをまず1点確認したい。
信号を設けるとなったら、次、上中学校の交差点のところの信号との距離がすごく短くなってくる。ほんで、また富雄川のところでもそうなんですけど、合流するとなったら、次、上村大橋のところからの信号との距離、また、そういった合流、交通の流れというのをどういうふうに考えて、今、進められているのか、ちょっとその辺、説明いただけますか。
264
◯中谷尚敬委員長 寺西課長。
265 ◯寺西清幸土木課長 今の白庭台北38号線、それから奈良阪南田原線のちょうど合流のところなんですけども、ご存じのように、やはり東から西に向いては、なかなか入りづらいというようなことが懸念されております。今後につきましては、この辺の交差点の処理につきまして、信号が要るとか、どういう形でレーンを設けるとか、そういった部分につきましては警察とかそういったところと、また今後、協議を重ねていって検討していきたいというふうに考えております。
266
◯中谷尚敬委員長 中浦議員。
267 ◯中浦新悟議員 今後、対策を打たれるのは、それは協議されて打たれていったらいいと思うんですけども、どういう手法がとれるのかというのを、今考えられるだけでも、どういう手法であそこを安全に合流させることができるのかという、何か1案でも2案でも、あるのだったら説明いただきたいんですけども。
268
◯中谷尚敬委員長 寺西課長。
269 ◯寺西清幸土木課長 先ほどの交通量とか、今後この設計業務の中で幾つかの案を練って、その辺をもって警察と協議すると。今のところ具体的な案というのは、私らも確かにここは難しいなというふうには認識をしておりまして、その辺は今後、専門のそういったコンサルも含めて検討していきたいというふうに考えております。
270
◯中谷尚敬委員長 中浦議員。
271 ◯中浦新悟議員 ここまで聞いておいて今更なんですけど、これは、当然、双方向の道ですよね、38号。絶対に双方向にするんですよね。片側、東側に向かせる道とか、そういうわけではない。
272
◯中谷尚敬委員長 寺西課長。
273 ◯寺西清幸土木課長 今のところ、双方向でというふうには我々は考えております、これは今のところなんですけども。
274
◯中谷尚敬委員長 中浦議員。
275 ◯中浦新悟議員 それすらも、双方向になるか片側になるかというのもまだ決定はしていないんですか。
276
◯中谷尚敬委員長 寺西課長。
277 ◯寺西清幸土木課長 まだそこまで決定はしておりません。
278
◯中谷尚敬委員長 中浦議員。
279 ◯中浦新悟議員 まとめというのも変ですけども、正直、僕自身は、あそこをどう合流させても、特に西に向かうに関してはちょっとしんどいのと違うかなと思うので、本当にしっかり協議して対応してほしいというのと、最終、やむなく片側になっても仕方がないのかなというふうな気もしていますので、その辺、また報告してください。
280
◯中谷尚敬委員長 塩見議員。
281 ◯塩見牧子議員 目、公園整備費の花のまちづくりセンターの照明設備の改修についてお伺いいたします。
今回、蛍光灯のタイプのものをLED化するということなんですけれども、まだ蛍光灯タイプのLEDの照明というのは製造メーカーが余りないかと思うんですけれども、今のところ、何社ぐらい選択肢としてあるんでしょうか。
282
◯中谷尚敬委員長 西川所長。
283 ◯西川治花のまちづくりセンター所長 業者に関しては二、三社ということでお聞きしております。
284
◯中谷尚敬委員長 塩見議員。
285 ◯塩見牧子議員 今回、この庁舎内の蛍光灯も、一部、LEDにするということなんですけれども、これと一括して購入、あるいは入札。これは入札ですよね。入札した方がコストダウンできるのではないかと考えるんですけども、いかがでしょうか。
286
◯中谷尚敬委員長 西川所長。
287 ◯西川治花のまちづくりセンター所長 庁舎とふろーらむの建物、建築年次も建物の規模も全く違うわけです。それとまた、同じ20ワット、40ワットの取替えでございますけれども、かさの取付け、形態の大きさ、それから年次、メーカーが違うということ、そういったところから、総務課さんの分におきましては、現場に即したかさ部分の加工を伴う別注になるということを聞いております。したがって、設計も伴ってくるということで聞いております。また、工期も5カ月以上、年内にはちょっと収まらないというようなことも聞いております。
以上のことから、ふろーらむで行う工事については器具の取替えだけを考えた改修ですので、工期も1カ月弱と見込んでおり、単独発注と考えました。
288
◯中谷尚敬委員長 塩見議員。
289 ◯塩見牧子議員 じゃ、ふろーらむで更新予定のLEDと、庁舎内のLEDとは、全然メーカーが重なることはないものということですか。
290
◯中谷尚敬委員長 それはここで聞いたっても分からへんのと違う、庁舎は庁舎やから。答えられるか。西川所長。
291 ◯西川治花のまちづくりセンター所長 別物と考えております。
292
◯中谷尚敬委員長 塩見議員。
293 ◯塩見牧子議員 じゃ、全くメーカーが重ならないということであれば、別々に入札をかけるということも納得できんですけれども、一部でも重なる要素があるのであれば、一度やはり統合して入札ということもお考えいただいた方がいいんじゃないかと思うんですが、いかがでしょう。
294
◯中谷尚敬委員長 西本補佐。
295 ◯西本昌彦みどり景観課課長補佐 今の質問ですけれども、LEDそのものは同じメーカーになる可能性というものはございます。ですから、庁舎内における20ワット、40ワットというのは、元々、特注でございまして、20ワット、40ワットという大きさから少し枠のはみ出たようなところがございまして、それを、先ほど言いましたように、特注というのは、その大きさに合わすということで特注。そのために、当然、総務課の方は設計を組んで、それを発注するというふうなところになります。ですから、本体そのものは、ふろーらむの20ワット、40ワットというものは同じでございます。以上でございます。
296
◯中谷尚敬委員長 塩見議員。
297 ◯塩見牧子議員 じゃ、最後にしておきますけれども、同じ電気メーカーなんですから、結局、同じような、工事の知識は当然お持ちだと思うので、一つの施設だけよりも2カ所をセットにして入札に出した方が、私はコストダウンになるかと思うんですけれども、別に全く違う工事をせえというわけではないので、1円でも安くなるのであれば、是非そういうことをご検討いただきたいと思います。終わります。
298
◯中谷尚敬委員長 他にございませんか。
(「なし」との声あり)
299
◯中谷尚敬委員長 他にないようでございますので、これにて
委員外議員による質疑を終結し、本案を採決いたします。
お諮りいたします。
議案第43号の当
委員会関係分は、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
(「異議なし」との声あり)
300
◯中谷尚敬委員長 ご異議なしと認めます。
よって、
委員会といたしましては、議案第43号の当
委員会関係分は原案のとおり可決することに決定しました。
~~~~~~~~~~~~~~~
301
◯中谷尚敬委員長 2、所管事務調査、(1)誰もが移動しやすい、人にやさしいまちづくりの整備について。
本件は、既に委員に調整させていただいておりますとおり、誰もが移動しやすい、人にやさしいまちづくりの整備について、先進的な取組をしている自治体の視察を予定しております。つきましては、事件名を「誰もが移動しやすい、人にやさしいまちづくりの整備について」、期限を次期定例会まで、理由を閉会中もなお調査を必要とするためとして、議長に閉会中の継続調査の申入れをすることでよろしいでしょうか。
(「異議なし」との声あり)
302
◯中谷尚敬委員長 ご異議なしと認め、議長に対し、申入れすることに決定しました。
次に、委員の派遣についてをご協議願います。
お諮りいたします。
閉会中の継続調査に伴い委員を派遣するため、議長に対し委員派遣承認要求を行うこととし、派遣委員、日時、場所、目的、経費等の手続きにつきましては
委員長にご一任願いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」との声あり)
303
◯中谷尚敬委員長 ご異議なしと認め、議長に対し、委員派遣承認要求を行うことに決しました。
なお、視察は11月中旬に中部・東海地方を中心に考えておりますので、決定次第、皆様にお伝えすることとなると思います。
~~~~~~~~~~~~~~~
304
◯中谷尚敬委員長 3、その他。
本件は、所管事項について委員の発言を求めます。
発言はございますか。
有村委員。
305
◯有村京子委員 藤尾町公民館前の緩いS字カーブなんですけれども、あそこは大体月に1回ぐらいの脱輪事故が起こっているそうで、地元からも側溝にふたをしてほしいという要望が上がっているんです。これはもう随分前から言われていると思うんですけども、一度、予算が付きかかって駄目になったような話も聞いているんです。
私自身も一回見に行ったら、見た感じは結構広くて、別にそんなん、側溝にふたをする必要ないのかなと思ったけど、実際、自分が走ってみて、運悪く対向車が来て、ほんで、そこにあるカーブミラーに車をガリガリとこすってしまったので、やっぱり実際走ってみると、すごくあそこは対向しにくいというのがよく分かるんですよ。ましてや、今度、たけまる号のルートになったとかいうことで、以前とはまた事情も違ってきていますので、あそこの側溝のふたをするということをもう一回考えてもらえないでしょうか。
306
◯中谷尚敬委員長 松本部長。
307
◯松本安嘉建設部長 今、委員ご指摘のように、元々、有里藤尾線を整備するときに併せて整備しようというふうに考えたりもしておったんですが、有里藤尾線そのものが頓挫しましたので、あの現状という中でカーブミラーで対応させていただいているというのが現状でございます。
ご要望等もよく分かるんですが、もう一度、現地等を見まして、その部分を含めて検討したいなと、かように思っております。
308
◯有村京子委員 切によろしくお願いいたします。
309
◯中谷尚敬委員長 他にございませんか。
成田委員。
310
◯成田智樹委員 生駒駅北口第二地区の市街地再開発事業が来年3月末までの着工ということで鋭意進められていると思われますけれども、12月に権利変換計画の認可も控えているということで、現在の
進捗状況、また、課題等があれば、お教えいただきたいんですが。
311
◯中谷尚敬委員長 上野課長。
312 ◯上野和久地域整備課長 現在の第二地区再開発事業の現状でございますが、組合では、実施設計等各種調査、また、開発手続き、権利者ヒアリング等を行っており、それを基に権利変換計画を作成している段階でございます。
今後、権利変換計画がまとまりましたら、先ほど委員さんがおっしゃいましたように、本年12月の権利変換の認可を予定しております。ただ、現状といたしましては、本年度末の工事着工という当初予定には変わりはございませんが、権利変換の作成の作業が当初より若干遅れているという現状でございます。以上です。
313
◯中谷尚敬委員長 成田委員。
314
◯成田智樹委員 ちょっと具体的に、権利変換計画が遅れているという原因とか、どういう形で遅れているかとかいうのは市として把握されておられますでしょうか。もし具体的に分かれば、ちょっと教えていただきたいんですが。
315
◯中谷尚敬委員長 上野課長。
316 ◯上野和久地域整備課長 先ほど申しましたように、組合の方で権利変換計画に必要な各種業務を発注されております。特に実施設計と、あと、土地調書と言いまして、従前の権利等を確認する調書等の作成が若干遅れてきていると聞いております。以上です。
317
◯中谷尚敬委員長 成田委員。
318
◯成田智樹委員 今現在、第二地区に居住されている方、そんなに数は多くないですけども、大変高齢の方もいらっしゃいますし、今現在、組合施行ということで組合中心に進められているということは重々承知しておりますけれども、着工までに半年余りしかないということで、権利変換計画に関わる作業がちょっと遅れているというようなことが耳に入っておりますので、市としてもしっかり組合の取組をチェックしていただいて、計画が、来年の3月末の着工というのが、間違っても遅れたら困るという話で聞いていますので遅れることはないかと思いますけども、きちんと精査していかないと、もう半年しかございませんので、その辺、急に問題が出てくるということがないように、十分に慎重にお進めいただきたいということでお願いをしておきます。
319
◯中谷尚敬委員長 他にございませんか。
(「なし」との声あり)
320
◯中谷尚敬委員長 他にないようでございますので、これにて
都市建設委員会を終わります。
午前11時43分 閉会
~~~~~~~~~~~~~~~
生駒市議会
委員会条例第29条の規定によりここに署名する。
都市建設委員会委員長 中 谷 尚 敬
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